ここではDTMや録音(特にミックスや歌い手)に関する音楽用語を辞書形式で解説しております。
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この辞典の見方
- 「あ行〜わ行」別に専門用語を掲載しております。
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- ★印は歌ってみた及びのミックスを行うにあたって最低限知っていただきたい用語です。
MIX師兼ブロガーとして活動しているひろが作成しております。
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音楽用語辞典
【あ行】
★EQ(イコライザー)
特定の周波数の音量を大きくしたり小さくしたりして音作りを行うエフェクト。
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参考EQ(イコライザー)とは?標準エフェクトを用いて分かりやすく解説&使い方を教えます
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・インサート
DAWで作成したトラックにエフェクトを直接差し込むこと。
★歌い手
カラオケ音源(ボーカルを抜いた演奏のみの音源)に自らの声を載せて動画配信サイトに投稿している人。
★エフェクト
音の加工に特化したプラグインのこと。ディストーションやリバーブなど。
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★エンコード
元データを圧縮して用途に合った形式に変換すること。歌い手界隈においては、歌い手の音源を動画に合わせること。
★オーディオインターフェイス(オーディオIF)
音声を高音質で再生、録音するための機器。PCに直接繋ぐよりサウンド機能をパワーアップできるので、音楽制作には欠かせない機器。
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・音割れ
歌声を収録時に、収音できる音量を超えてしまい『バリバリ』というノイズが発生している状態。録音時には音割れしないよう避ける必要がある。
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・音圧
曲全体の音の大きさ。派手さ
音圧を上げることで迫力が増すが、全てが平たく(のっぺりと)聞こえることがあるので注意が必要。
【か行】
★ガイドボーカル
楽曲のボーカルに対して、正確な音程で聞こえる音(声)。ガイドメロディとも言う。
★書き出し
DAWでしか再生できない楽曲を、様々な機器で再生できるようにしたり、配信したり、CD化を可能にするために行う作業。エクスポート、ミックダウンとも言う。
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★キー
ある規則に沿った音のまとまり(構成音)を表す音楽用語。
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・キック
ドラムの低音部分。バスドラムとも言う。
★Compressor(コンプレッサー)
ある特定の音量を超えた音量を圧縮して、全体の音量差を埋めるエフェクト。
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【さ行】
・Saturation(サチュレーション)
音源にアナログ機器特有の柔らかい歪みを付加するエフェクト。サチュレーションを加えることで音源に「暖かみ」「厚み」を与えて存在感を増すことができる。
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★歯擦音(シサツオン)
さ行や「つ」「ち」などを発音する時に発生する歯を擦る音。ディッサーやMelodyneの機能で軽減できる。
・センドリターン
エフェクトをかけたいトラックを別のトラックに送り、送られてきたトラックの方でエフェクトを差し込み音作りを行うこと
いくつものトラックに同じエフェクトをかけたい時などに使用される。
・ソフト音源
DAWで音を鳴らすことができるソフトウェア全般。実機を持っていなかったり、楽器が弾けなくてもソフト音源を使用することで曲を作ることができる。
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【た行】
・宅録(たくろく)
「自宅で録音する」の略。必要な機材を購入すれば気軽に録音できるので、スタジオに行く必要がない。
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★DeEsser(ディエッサー)
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・Distortion(ディストーション)
原音にはない倍音を付加することで、音を歪ませることができるエフェクト。主にギターに使用される。
・ディストーションボイス
地声を大きく歪ませる発声方法。ディストーション機能をもつエフェクトを使用して声を歪ませることも同義。
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・Delay(ディレイ)
やまびこ効果を与えることができる機能及びその機能を持つプラグイン。
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★DTM(DeskTop Music)
パソコンを使って音楽を作る行為全般を指す言葉。「ディーティーエム」と略される。
★DAW(Digital Audio Workstation)
パソコンで音楽制作をするためのソフトウェアの総称。「ダウ」と略される。
★dB(デジベル)
簡単に説明すると、音の大きさを表す。単位は「dB」。
この値が大きいほど音は大きくなり、小さいほど音は小さくなる。
【な行】
【は行】
・倍音(バイオン)
ある特定の基準となる音(基音)に対して、2倍、3倍・・・それ以上の整数倍に発生する音。
★Pan(パン)
DAW上で音を左右に振ることができる機能。各トラックごとに割り当てられている。
・フォルマント
人の声に含まれる周波数成分。Melodyneなどによりフォルマントを調整することで男性的な声にしたり、女性的な声に変更することができる。
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★プラグイン
DAWの機能を拡張するソフトウェアのこと。ソフト音源とエフェクトの2種類に分けられる。
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・部屋鳴り
歌声が部屋の壁などに反響し、その反響した声がマイクに収音されることで発生した録音状態。録音時には部屋鳴りが起こらないよう避ける必要がある。
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・ポップガード
ボーカルの録音や実況、ナレーションを行う際に口から発生する破裂音(ポップノイズ)を軽減するために使用する機材。
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★ボーカル補正
歌声の音程(ピッチ)やタイミングを変更すること。ミックス現場ではMelodyneやAuto-tuneが主に使用される。
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【ま行】
・マスタートラック
個別のトラックの音すべてが集まるトラック。
・マルチバンドコンプレッサー
複数の周波数帯に分けてコンプレッサーをかけられるエフェクト。特定の周波数のみコンプレッサーをかけたい時や、楽曲全体を整音したい時に使用される。
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★メトロノーム
楽曲の速度を測るために一定のリズムを刻む機器。
★Melodyne(メロダイン)
Celemony社から販売されているピッチ補正ソフト。緻密なボーカル編集を行うことができる。
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★ミックス
各トラック音量や音色などを調整し、楽曲として完成させていく作業。
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★Mix師(ミックスシ)
主にボーカルをミックスするサウンドエンジニア。
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【や行】
【ら行】
・ラジオボイス
ミックスによりラジオから出るような声にボーカルを調整する特殊加工。
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★Reverb(リバーブ)
音源に残響音や反響音を加えることで、音源に深みや広がりを出すことができるエフェクト。
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★Limiter(リミッター)
ある特定の音量以上を超えないよう音源を圧縮し、音源全体の密度や迫力を増すことができるエフェクト。
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【わ行】
★★この記事を書いた人★★
ひろ
2021年2月よりミキシングエンジニア(MIX師)として活動を始め、300件以上の作品を手がけました。
音楽制作(DTM)は2017年から始めました。
そんな僕が、誰でも「歌ってみた」や「ボーカルミックス」を楽しんで欲しいと考え、このサイトを作りました。
それ以外にも、レビューや健康、体験談など幅広く記事にしておりますので、ぜひ見ていただければ嬉しいです。
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