「歌ってみたを始めたいけどやり方が分からない・・・」
「マイクとか録音に使うソフトとか何が良いか分からないから1から教えてほしい」
初めて歌ってみたに挑戦したい方は、このような悩みに当たってしまうと思います。
ここでは、上で書いたような悩みを解決できるよう、歌ってみたに必要なもの、手順等をまとめてみました。
この記事で学べること
- 歌ってみたの始め方を1から学習
- 録音技術、ミックス依頼等の方法
本記事はパソコンでの歌ってみたの始め方を想定しているので、スマホを用いて歌ってみたを始めたい方はこちらをご覧ください。
-
参考【2023年版】スマホ1台で歌ってみたを始めよう!無料録音アプリの紹介
続きを見る
ひろです。MIX師兼ブロガーとして活動しております。
歌ってみたに必要なものを揃える
まずは歌ってみたを始めるために必要なものを揃えましょう。
パソコン以外にも必要なものがいくつかあります。
- マイク
- ヘッドホン(イヤホン)
- オーディオインターフェイス
- マイクスタンド
- DAW(録音ソフト)
最低でもこれらのものが必要です。
すでにお持ちの機材もあると思いますので、それらはそのまま使っていただいても大丈夫です。
最初はできるだけ低予算でコスパ良く始めた方が長く続けられます。
また、「どれを選んだらいいか分からない!」と言う方もいると思いますので、僕が安価で長く使える!と判断したものを記事にしております。
-
参考【一式10万円以下】自宅での録音(宅録)におすすめ機材と録音環境を紹介します
続きを見る
ここに記載している機材は、全て僕がレコーディングからミックス作業を行うにあたって実際に使用した機材です。
そのパフォーマンスの高さは下の記事で音声とともに確認できますので、ご参考に見てみて下さい。
-
参考【男性編】初心者向け!本格的なボーカルミックスのやり方を実践的に解説します
続きを見る
-
参考【女性編】初心者向け!本格的なボーカルミックスのやり方を実践的に解説します
続きを見る
機材が揃ったら録音をする
上に書いた機材が揃ったら、早速歌声の録音に入ります。
録音までの手順もまとめましたので、順番に見ていただけると嬉しいです。
録音の流れ
- オフボーカル音源(カラオケ音源)をダウンロードする。
- DAWを録音できる状態まで準備する。
- 録音、書き出し作業を行う。
以上の手順で録音完了となります。
1から順番に解説しますので、よろしくお願いします。
オフボーカル音源をダウンロードする
歌ってみたを始めるには、歌いたい歌のオフボーカル音源を入手する必要があります。
その方法は非常に簡単で、こちらに記事を見ていただければサクッとダウンロードできちゃいます(5分程度)
-
参考Youtubeやニコニコ動画でカラオケ音源の探し方。ダウンロード方法を解説
続きを見る
音源のダウンロードが完了したら次に進みましょう。
DAWを録音できる状態まで準備する
次に、ご準備したDAWを録音できる状態まで準備します。
例えば「ご準備したオーディオインターフェイス等をDAWで認識させる」「DAWにオフボーカル音源を読み込ませる」などです。
言葉にすると難しそうですが、こちらの記事に画像とともに細かく記載いたしましたので、ぜひこちらをご確認ください。
-
参考Studio Oneで録音するまでの手順を解説!デバイスの設定が重要
続きを見る
録音を始めるまでの準備はこれで終わり!
録音、書き出し作業
ついに録音です。
既に録音の準備は完了しておりますので、あとは再生ボタンを押して録音を開始しましょう。
録音時にもいくつか注意していただきたい点がありますので、気になる方はこちらをご覧ください。
-
参考【保存版】歌ってみたを録音(宅録)するときの注意点を解説
続きを見る
録音が完了したら「書き出し」という作業を行う必要があります。
書き出しとは、DAWでしか再生できないものを他の再生機器で聞けるファイル形式に変換することを言います。
簡単にできますので、こちらの記事を参考に作業を進めていただければ幸いです。
-
参考書き出し(エクスポート)とは?DAWでの書き出し方法も解説します
続きを見る
ここまでの作業で録音が完了し、お持ちの再生機器でいつでも聞くことができるようになりました!
ミックスをする
録音、書き出しまで完了すれば、最後にエンコードと言う作業を行うことでYoutubeにアップロードができますが、「他の歌い手と迫力が違う」「音程が間違っているのを直したい・・」と気になる点があるかと思います。
それを「ミックス」と言う作業によって解消することができます。
ミックスを行うメリットは沢山あります。
- 音楽を聴きやすく整える。
- 歌声のピッチや歌うタイミングを直せる。
- 音楽や歌声に迫力を出すことができる。
- ハモリを作ることができる。
などです。
じゃあ実際にミックスで「どのくらい変わるの?」と気になる方もいると思いますので、以下の音源を聴き比べてみて下さい。
音量に気をつけながら、イヤホンもしくはヘッドホンで聴いてください。
ミックス前
ミックス後
(音源:YOASOBI/夜に駆ける)
いかがだったでしょうか?ミックス後の方が直感的に「聴き心地が良くて迫力がある」と感じたと思います。
このように、ミックスによってカラオケ音源と声を馴染ませたり、さらにハモリを作ることで、聴き心地良い形にして皆様のもとへ届ける作業が可能となります。
それではミックスを行う方法について解説します。
方法①:ミックス師に依頼する
一番簡単な方法はミックス師にミックスを依頼することです。
Twitterやココナラなどのサイトで数多くのミックス師が歌ってみたのミックスを行なっておりますので、その方々の中から探すことになります。
しかし、
誰に頼めばいいか分からないし、お願いするのは何だか緊張する…
と考えている方は、一度当ブログを書いているひろに聞いてください。
もし必要でしたら録音が上手くいっているかどうかも確認してアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
MIX師歴2年、250件以上ミックスしてきましたので、安心してご相談いただければ嬉しいです。
方法②:自分でミックスする
もちろんミックスは自分で行うこともできます。
特に機材紹介の中で紹介した「Studio One 5 Artist」をご使用の方は、当ブログでミックスの方法を実践形式で記事にしております。
-
参考【歌ってみた】ボーカルミックスのやり方を完全解説!初心者でも分かるミックス方法を教えます
続きを見る
Studio One 5 Artistを使用すればミックスができるように記事にしておりますので、ぜひ挑戦していただければ嬉しいです!
歌った音源を動画と合わせる
ミックスが完成したら、Youtube等にアップロードするために音源と動画を合わせます。
この作業を「エンコード」と言うのですが、今はミックス師がミックスと一緒にエンコードしてくれることが多いです(僕も無料でエンコードを承っております)
自分で行うには時間と労力がかかりますので、ぜひご依頼したミックス師さんに「エンコードもお願いできますか?」と聞いてみましょう。
「それでも僕は自分でエンコードできるようになりたい!」という方は
- Youtubeビデオダウンローダー
- Aviutil(Windows)またはiMovie(Mac)
を使えば無料でエンコードできますので、ぜひ挑戦してみて下さい。
音声・動画のダウンロードは違法な使い方をしないよう注意して活用してね。
投稿する
あとはYoutubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトにアップロードするだけです。
アップロードの方法については、投稿したいサイトで丁寧に説明されていると思いますので、そちらに沿って投稿すれば問題ありません。
これで晴れて歌い手としての活動が始まります。おめでとうございます!
さいごに
知識ゼロから歌い手を目指したい方に向けての記事は以上となります。
この記事を参考に、あなたが歌い手としての活動を開始し、徐々に知名度を上げていけることがとても楽しみに思います。
歌い手活動の目標は人それぞれかと思いますが、まずは気持ちを形にできたことを誇りに思い、活動を続けられることを願っております!
★★この記事を書いた人★★
ひろ
2021年2月よりミキシングエンジニア(MIX師)として活動を始め、300件以上の作品を手がけました。
音楽制作(DTM)は2017年から始めました。
そんな僕が、誰でも「歌ってみた」や「ボーカルミックス」を楽しんで欲しいと考え、このサイトを作りました。
それ以外にも、レビューや健康、体験談など幅広く記事にしておりますので、ぜひ見ていただければ嬉しいです。
詳しいプロフィールはこちら
\歌ってみたミックスのご依頼も受付中です/
※当サイトはリンクフリーです。内容をコピー、スクリーンショットや画像のご利用も、該当記事へ「出典」としてリンクを張っていただければ、管理人への許可なくご利用いただけます。常識の範囲内でご利用ください。