
主なイヤホンはオーディオインターフェイスに直接接続することはできないように設計されており、オーディオインターフェイスを購入したのに困惑している方もいらっしゃると思います。
そこで、新たなイヤホン・ヘッドホンを購入することなく、お持ちの有線イヤホンをオーディオインターフェイスに接続する方法について解説します。
どのオーディオインターフェイスでも再現可能ですので、ぜひお持ちの機器で試してみてください。

ひろです。MIX師兼ブロガーとして活動しております。MIX師とは
結論:変換アダプタを購入する

結論からお話しすると、オーディオインターフェイスのジャックを変換して、イヤホンのコネクタに合う形状に変えればOKです。
もっと厳密にいうと、オーディオインターフェイスは「ステレオ標準プラグ」というコネクタに対応しており、イヤホンは「ステレオミニプラグ」というコネクタを採用しております。下の画像を見ると違いが分かると思います。

つまり、オーディオインターフェイスの挿す「ステレオ標準プラグ」を「ステレオミニプラグ」に変換することができるものを使えばお持ちのイヤホンを挿すことができるということです。
Amazonで探せば500円以下で売っているので、新たにイヤホン・ヘッドホンを購入するよりかなり安く済みます。


これでお持ちのイヤホンも接続可能です!
そもそもなぜコネクタに違いがある?

ここから先は暇な方だけ読んでください。笑
そもそも「何で同じ信号を出力するのにサイズに違いがあるのか」についてのお話です。
まずプラグの大きさによって音質に明確な違いがあるのかというと、そんなことはありません。基本的に同じ信号が送信されているので、コネクタの大きさで音質に変化はないと思ってもらって大丈夫です。
ではそれ以外の部分でどのような違いがあるのかというと、
- ステレオミニプラグは軽量化、小型化により再生機器の小型化が実現できる。
- ステレオ標準プラグは太さ、長さがあるため耐久力がある。長いコードや重い機材などからジャックや端子を支える必要がある場面で役立つ。
このように2つのプラグともにメリットがあり、使用される場面で使い分けているという感じです。
とても単純な話ではありますが知らない方も多いと思うので、うんちく程度に覚えておくと良いかもしれませんね!
さいごに
ここではオーディオインターフェイスに有線イヤホンを挿す方法について解説しました。
方法としては変化プラグを購入して挿すだけという単純な作業ですが、全く知らない人からするとかなり戸惑うと思うので、今回記事にさせていただきました。
この記事が皆さまの活動に役立つことができれば嬉しいです。
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★★この記事を書いた人★★

ひろ
2021年2月よりミキシングエンジニア(MIX師)として活動を始め、300件以上の作品を手がけました。
音楽制作(DTM)は2017年から始めました。
そんな僕が、誰でも「歌ってみた」や「ボーカルミックス」を楽しんで欲しいと考え、このサイトを作りました。
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