「歌った音声データのファイル名って何か決まりがあるの?」
という悩みがあり、ミックス依頼の障壁になっいる方、そしてなんとなく気になっている方などいるかもしれないと思いました。そこでここでは、ミックス依頼時に付けるべき音声データのファイル名について解説します。
ひろです。MIX師兼ブロガーとして活動しております。MIX師とは
内容が分かれば基本何でもいい
結論から言うと、音声データの全く深く考えずに名前をつけてもらえればOKです。
例えば、「曲名 メイン」や「曲名 ハモリ」などです。
例えば画像のように、メインボーカルが各パートごとに分かれているのであれば「Aメロ」「Bメロ」「サビ」と分けたり、それ以外にも「メイン1」「メイン2」などの書き方でもOKです。
このような書き方をしていただければ、MIX師も分かりやすいのでスムーズなやり取りができます。ぜひ実践いただければ幸いです。
より正しいのファイル名の書き方
実際にやり取りする際は上に書いたファイル名で大丈夫なのですが、より正しい(ワンランク上の)ファイル名の付け方を解説します。
まず、本来ファイル名を付ける時は全て半角英数にするのがベストです。これは互換性の問題で、例えばWindowやMacといったOSば異なる同士でのやり取りの場合、ファイル名が文字化けする恐れがあるからです。
MIX師やってきて今まで文字化けの経験はないけど、周りではそう言うこともあったみたいです。
その上で、それぞれの歌のパートによって名前が変わります。ここでは代表的なものをあげるのではなく、ほぼ全て網羅したファイル名の付け方を以下に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
日本語 | 半角英数の場合 |
メイン1 | Main_1 |
メイン2 | Main_2 |
上ハモリ | Harm_high |
下ハモリ | Harm_low |
オクターブ上 | unison_high |
オクターブ下 | unison_low |
コーラス | Chorus |
合いの手全般 | Sub |
ラップ | Rap |
セリフ | Serifu |
以上の内容をマスターしておけば、どんな音源の名付けも基本的には対応できると思います。もし仮に一言だけのトラックなどあれば、その言葉をローマ字表記にしたファイル名でもOKです。
また同様の名前のファイル名が多岐に渡る場合は「1、2、3、4・・・」と言うように追加していきましょう。これで、各ファイルを分かりやすく整理できるとともに、MIX師にも喜ばれるでしょう。
さいごに
ここでは、歌い手がMIX師に音源を渡す時のファイル名の書き方について解説しました。
最初に言った通り、深く考える必要はないです。MIX師は音源を聴いた時点でそのトラックの役割は分かりますし、最悪分からなくてもこちらから歌について確認しますので。
その上で、もすスムーズなやり取りな確実に大丈夫と言う方法も解説しましたので、少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。ここまで見てくださってありがとうございました!
-
参考知識ゼロから歌ってみたの始め方を完全解説。録音方法や注意点も解説します。
続きを見る
-
参考【一式10万円以下】自宅での録音(宅録)におすすめ機材と録音環境を紹介します
続きを見る
★★この記事を書いた人★★
ひろ
2021年2月よりミキシングエンジニア(MIX師)として活動を始め、300件以上の作品を手がけました。
音楽制作(DTM)は2017年から始めました。
そんな僕が、誰でも「歌ってみた」や「ボーカルミックス」を楽しんで欲しいと考え、このサイトを作りました。
それ以外にも、レビューや健康、体験談など幅広く記事にしておりますので、ぜひ見ていただければ嬉しいです。
詳しいプロフィールはこちら
\歌ってみたミックスのご依頼も受付中です/
※当サイトはリンクフリーです。内容をコピー、スクリーンショットや画像のご利用も、該当記事へ「出典」としてリンクを張っていただければ、管理人への許可なくご利用いただけます。常識の範囲内でご利用ください。