
Youtube Shortsは、2021 年 7 月 27 日から日本での投稿が開始されました。始まった当初は「Tiktokのパクリ」「絶対流行らない」などかなりの酷評でしたが、今では普通の動画よりShortsの方が再生数が伸びやすいという現状です。
それでは、なぜ今このような現象が起こっているのか、そしてクリエイターはYoutube Shortsの流行りにどのように乗って行けばいいのかについてお話しします。

ひろです。MIX師兼ブロガーとして活動しております。MIX師とは
なぜYoutube Shortsが流行っているのか

まずは、なぜ当時は流行らないと言われていたYoutube Shortsが今になって流行っているのかについてお話しします。
理由は主に3つあると考えられます。本題とは逸れる話なので簡潔に話します。(早く有効的な伸ばし方を教えて!という方はこちら)
コンテンツ消費速度の変化
若者のコンテンツの消費速度はけたたまい速度で早くなっております。一時期流行ったファスト映画のように、「映画」そのものを楽しむのではなく、消費されるコンテンツの1つとして、サクッと流れや結果を知ることができるファスト映画はまさにコンテンツ消費速度が上がっていることを示唆しております。
そして今やTikTokが流行ったことによりその速度は人口爆発のグラフの如く爆増、10分の動画ですら1.5倍速で見たり、1分程度のショート動画で数多くのコンテンツを消費する流れになっております。
当然その流れに沿ったYoutube Shortsも、流行りに乗った結果であると言えます。
米国でTikTokが締め出されつつある
2つ目は米国においてTikTokをGoogle PlayおよびApple Storeから削除しようとする動きがある点です。これについては2020年、まだトランプ氏が大統領だった頃から囁かれておりましたが、2022年6月27日に米連邦通信委員が「TikTokは、ただの動画共有アプリではなく、洗練された監視ツールだ」とし、書簡を送付したという記事が出ております。(詳細はこちら)
このような動きから、今後米国に限らず世界中でTikTokの人気が落ちることを見越し、米本社のGoogleがYoutube Shortsを激推ししてシェアを奪おうとする動きは当然のように思います。
クリエイターの金になる
3つ目はクリエイターがYoutube Shortsを投稿することによって収益が得られる点です。これついては、Shortsメインで動画制作および収益を得ているクリエイターに聞いた話ではないので確証はないです。
ただ、Shortsが通常の動画より再生されやすい点、そしてShortsも収益化に必要な年間再生時間が4000時間という条件に加算されることを考えると確実にクリエイターにメリットはあります。
プラットフォーム全体として言えることですが、今やクリエイターにとってお金が発生する場所にしか人は集まりません。そういう意味では確実にShortsはクリエイターのメリットになるものがあると思います。

以上がShortsが流行ったと思われる個人的な見解です。
Youtube Shortsとの向き合い方

それではいよいよクリエイターのYoutube Shortsへの対応方法について話していきたいと思います。
先に謝っておくべきことは、今回話すことは全て自論です。試したけど伸びないという可能性は十二分にありますので、実践したけど結果が出ないというクレームはすみませんがお控えください…。
(一応自分でShortsを投稿したこともありますし、何十人もの歌い手さんの投稿したShorts動画からの分析した内容ではあるので許してください。)
伸びるかどうかは運である
はいもう早速「確実な方法はないです」と言うような見出しですみません。でもこれはガチです。
クリエイターの投稿したShortsがどんなに面白かろうが面白くなかろうが、初動の伸び、つまり投稿して1日程度の間にどれだけの人に見てもらえるかは完全に運だと思ってください。
そしてその伸びは、大体5〜500再生程度の幅があります。めちゃくちゃでかいです。
投稿したタイミングにたまたまGoogleに認知(インデックス)され、たまたま多くの人の携帯に表示され、たまたま再生されれば底辺でも500再生くらいされます。そこからコメント数、高評価数に応じて表示回数やおすすめ度が変わってきます。
つまり、約1日で2桁も再生されない動画はもうアウトです。Googleから見放された動画と思ってもらって大丈夫です。
運に遭遇するまで投稿し続ける
Googleから見放された動画をいつまでも放置していても仕方ないので、投稿して1日(余裕をもって2日でもOK)してダメだと思ったら削除しましょう。
そして、同じ動画をもう一度投稿します!このとき注意点としては、動画のタイトルは変えることです。Googleに繰り返しのコンテンツを作成していると判断されてチャンネルの評価を下げる可能性があるためです。
そして再生されなければ削除、そして投稿…これを当たるまで繰り返しましょう。ある意味リセマラですね。
この方法でShorts動画の伸びのいいものだけを残していくとユーザーからのイメージも上がります。
Shortsは登録者の邪魔にならない
「何度も同じ動画を上げたり消したりしたら登録者から嫌われるのでは?」と思うかもしれませんが、こんなことありません。
Shortsは通常の動画と違って、投稿動画ではないと一目で分かるので、登録者から見ても邪魔だと思うケースはほとんどありません。実際に皆さまの登録しているYoutuberがShortsを投稿して「邪魔だなぁ」と感じたことはないと思います(と言うか登録している通常投稿メインのYoutuberがShortsをあげても見ないのでは?)
それに、数ある登録チャンネルが1日1本同じShortsを上げたからと言って気にも留めないと思います。
そう言った観点から、Shortsを消したり上げたりしようが既に登録してくださっている方々に大した害はないですし、登録してくださった方々に迷惑ということもあまり考えられないので、Shortsを当たるまでリセマラ作戦は十分価値のある戦略だと思います。

運を当てて登録者が伸びるのであれば、増える方が多いと思います!
Shortsメインの場合は?
投稿動画ではなく、Shortsメインで考えている方はこの限りではありません。
Shortsメインの場合は「とにかく投稿しまくる」です。できれば1日1本以上を目安に投稿すべきです。理由は主に2つあって、
- 数打ちゃ当たる戦法で何本か運良く波に乗れた動画ができれば、そこからコンテンツの質を評価されて表示回数が徐々に増える。
- Shortsメインで見ているユーザーは1つの動画だけでなく連続で何本も見る傾向が強いので、コンテンツ量も多い方が維持率が高くなる。
以上です。もしShortsメインで投稿しようと考えている人は、量産できるコンテンツであることやある程度ストックをもって望んだ方が、いい結果につながる可能性が高いかもしれません。
さいごに

ここではYoutube Shortsがなぜ今きているのか、そしてクリエイターがその波に乗る方法について解説しました。
本当にYoutube Shortsはまだまだ発展段階です。今後ShortsがYoutubeにおいてどのような立場になるか分からないですが、「今、Shortsは伸びる」と言うことは確実です。
チェンネルを大きくしていくために、この記事を参考にしてShortsを有効活用していただければ嬉しいです。
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★★この記事を書いた人★★

ひろ
2021年2月よりミキシングエンジニア(MIX師)として活動を始め、300件以上の作品を手がけました。
音楽制作(DTM)は2017年から始めました。
そんな僕が、誰でも「歌ってみた」や「ボーカルミックス」を楽しんで欲しいと考え、このサイトを作りました。
それ以外にも、レビューや健康、体験談など幅広く記事にしておりますので、ぜひ見ていただければ嬉しいです。
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